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よされっつからのメッセージ

 
認知症と向き合う

皆さんは認知症と聞くとどのようなイメージを抱かれるのでしょうか?

なりたくないと思うのと、家族がなってしまったらどのようにしていけばいいのか、などのマイナスのイメージを待たれる方が多いと思います。 さらに認知症の介護となると、大変・出来ない・難しそうとよりマイナスな印象ばかり抱いてしまうと思います。

これは認知症に対する正しい知識が不足し、理解が出来ていない事や家族がなることで自分の中の感情をぶつけやすい関係である事が原因であると思われます。

認知症介護の基本は、認知症の人の思いを理解して接する事が必要です。 認知症介護に決まった答えや方法などはあるわけではありませんが、認知症の人が感じていることや考えていること、一人の人として感情の変化を感じながら接していくことで認知症への理解は深まり、より良い介護ができると思います。

認知症はさまざまな原因により脳の働きが低下して起こる一連の症状や状態の総称で、その症状には、主に脳の働きの低下によって起こる症状[中核症状]と、環境や体験、気質によって現れる症状[周辺症状]があります。

脳の働きの低下による主な症状[中核症状]に、ひどいもの忘れ(記憶障害)があります。 人の名前が思い出せない、何を食べたのか思い出せないといったもの忘れは、歳を重ねていくと多くの人が経験するものです。 認知症の場合は、人に会ったという出来事自体や食事をしたという体験そのものを忘れてしまいます。 記憶がすっぽり抜けているため、人の名前や食べた物を教えられても思い出すことが出来ません。 他には、今日の日付や今いる場所がわからなくなる(見当識障害)、段取りよく行動する事が難しくなる(実行機能障害)といった症状も出てきます。

その他環境や体験、気質によって現れる症状[周辺症状]は、徘徊、過食・拒食、幻覚、妄想、不潔行為などがあります。 家の外をさまよい歩いたり(徘徊)、お金を誰かに盗まれたのではないかという考えにとらわれたり(物盗られ妄想)して周囲を困らせます。 こうした症状は、環境の変化や治療への恐怖感などから引き起こされる事が多く、環境を戻したり接し方を変えたりする事で本人の不安が和らぎ、改善することがあります。

認知症の原因になる病気は、アルツハイマー病がよく知られていますが、その他にもたくさんあり、病気によって症状の現れ方や治療方法などが変わります。 そのため早めに診断を受け治療を開始していくことが重要となってきます。

認知症の人を知り、理解して介護をしてもさまざまな症状や問題が出現し、介護はとても大変になっていきます。 認知症の方が自宅で生活できるということは、いいことであり良い環境で生活出来ているという一方、介護者である家族は日々疲労がたまり色々な悩みを抱えてしまう可能性もあります。 まずは身近な人に相談して、自分は一人じゃない事を知ることが重要です。 もしかしたら認知症介護の経験がある方が身近にいるかもしれません。 そして病院や市町村役場等に相談し、アドバイスを取り入れながら、ストレスのないケアを実践していくことが大切です。

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